Another Story in Sri Lanka

スイフトウォーターレスキュー資機材の背景
スリランカでのスイフトウォーターレスキュー講習では、台湾製の資機材が数多く使用されました。これらの資機材は、先人たちが海外から学んだ知識や技術を基に一から作成され、幾度も改良を重ねてきたものです。そのため、「消防士による、消防士のための使用資機材」と呼ぶにふさわしいものでした。

使用された主な資機材
ウェットズボン
シューズ
スローバッグ
PFD(ライフジャケット)
ラフトボート
IRB(空気膨張式救助船)

台湾の考え方:「自分たちのギアは自分たちで考える」
台湾では、消防士自身が救助活動に最適な資機材を考え、製作し、改良することが当たり前になっています。既製品にはない細部のアイデアが詰まっており、実際の現場での使いやすさが追求されています。この姿勢は、日本の消防にも参考になる部分が多いと感じました。

日本の現場での活用と今後の方向性
日本にも世界中から様々な資機材が導入されています。これらを日本の消防現場でより有効に活用するためには、ただ受け入れるだけでなく、それを活かす方法を学び、自ら考えていく必要があると強く感じました。
国際交流を通じて、日本の消防が進むべき方向性を考える貴重な機会となりました。こうした経験をもとに、未来の日本消防に役立つ資機材や考え方を模索していきたいと思います。

個人的な挑戦
そんなことを考えながら、私自身もいくつかの興味深い資機材を購入しました。家族にはまだ内緒ですが(笑)、これらの資機材を実際に試し、日本の消防のためにどう活用できるか探求していきたいと思います。

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