流水救助研修 最終日 Day7 🇹🇼

台日急流救助交流訓練会が閉幕
流水救助研修の最終日となる7日目、台日急流救助交流訓練会の閉会式が台湾の中央災害應變中心(台湾の緊急作戦センター)で執り行われました。閉会式には内政部消防署の幹部が列席し、厳かな雰囲気の中で式典が進行しました。
内政部消防署の副署長からの挨拶では、次のようなメッセージが述べられました。
「今後はロープレスキューや水難救助だけでなく、さまざまな分野で日本消防と台湾消防が連携し、合同訓練を行い、救助技術を共有し、災害対応能力の向上を図ってほしい。」
この言葉により、今回の研修が果たす意義深さが改めて再確認されました。

意見交換での学び
閉会式に先立ち行われた意見交換会では、日本消防の隊員たちが台湾消防について多くの質問を投げかけ、丁寧な回答を受けました。研修を通じて得た主な学びは以下の通りです。

  • 台湾消防は最先端の救助技術を採用し、それを確実に教育できる体制を整えています。
  • 技術習得者が教育に携わることで、国家レベルでの災害対応能力が向上しています。
  • 内政部消防署は時代の変化や災害の多様化を注視し、新しい挑戦を恐れない姿勢を持っています。
  • 台湾の取り組みは、技術だけでなく、その背景にある強い信念や教育体制が日本消防にも示唆を与えるものでした。
  • 修了祝賀会での絆
    閉会式後には祝賀会が行われ、内政部消防署署長や幹部らも列席。台湾の災害対応の中枢を担うメンバーと交流を深める場となりました。この繋がりを大切にし、今後も情報を共有し合いながら東アジア地域の発展に寄与していくことが期待されます。

    日本消防隊員の成長と今後
    今回の研修に日本代表として参加した隊員たちは、1週間という短い期間で目を見張る成長を遂げました。急流救助という分野における日本消防の進化のために必要な伝達者として、各地域に帰り研修で得た知識や技術を共有することが求められます。

    「確かな知識は勇気を生み、正確な技術は結果を生む。篤き心は全ての原動力となる。」
    この言葉を胸に、一人でも多くの命を救うために、日本と台湾が連携を続けていくことを誓います。

    You go, We go.

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