GRIMP JAPANの赤い風船が愛媛県に舞い降りる
令和5年8月19日、愛媛県四国中央市のロープレスキューチーム「SPREAD」が事務局となり、愛媛県内の消防職員および愛媛県警職員、約80名が参加する「ロープレスキュー共有会」が開催されました。
3年越しの開催
新型コロナウイルス感染症の影響で何度も延期を余儀なくされたこの共有会は、企画から実に3年の歳月を経て実現しました。この間も事務局のメンバーを中心に少しずつ準備を進め、タイミングを見極めてようやく開催に至りました。
今回の共有会では、日本の消防ロープレスキューのこれまでの取り組みを振り返るとともに、今後必要となる考え方や捉え方について、参加者全員で共有することができました。これは、愛媛県の救助技術の未来を創り出すための大きな一歩となりました。
技術共有から未来への繋がり
全国でロープレスキュー技術の標準化が進む中、今回の共有会が「成功」と言えるのは、ここからの技術共有が各所属に伝わり、救助現場で活用されていくことが鍵となります。
参加者は、真に安全、確実、迅速な救助技術の習得を目指して、今後も各地での活動を通じてその成果を広げていきたいという意欲を新たにしました。
愛媛県ロープレスキューの未来
愛媛県のロープレスキュー技術は、今回の共有会をきっかけに新たな方向性を模索し、全国的な技術標準化に貢献する姿を目指しています。
この共有会が、地域の救助技術の向上と、より安全で確実な救助活動の実現に繋がることを期待しています。
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