12時間ぶっ続けの訓練で救助技術を磨く
本日は、昼夜を通して12時間にわたるハードな訓練が行われました。日中のトレーニングでは激流での浅瀬横断や基本技術の反復、夜間にはアンカー構築や漂流対応など、救助に必要な技術を実践的に学びました。隊員たちは疲労が蓄積する中でも着実にスキルを磨き、大きな成長を見せています。
日中のトレーニング
日中の訓練では、激流の中での浅瀬横断や、基本トレーニングに負荷を加えた応用練習を繰り返しました。隊員たちは日に日に難易度が上がる課題を確実にクリアし、チーム全体のレベルアップが目覚ましいものとなっています。
チームレスキューでは次のような技術を習得しました。
台湾チームの理論的かつ実績に裏打ちされた技術の高さを実感し、隊員たちは多くの刺激を受けました。
夜間のトレーニング
夜間訓練では、岸辺でのアンカー構築や水流の構造、漂流対応を実施。暗闇の中での訓練では、視覚に頼らず、耳で上流や下流の位置を判断し、主流への進入感覚を研ぎ澄ます必要がありました。
ストーンアンカーの安全率の考え方を学び、角度やジップラインの設置方法についての理論を実践的に理解。
夜間の危険箇所を通過しながら、安全な場所への漂流を実施。暗闇の中、バディー同士で声を掛け合い、恐怖を乗り越えて安全な位置までたどり着く技術を習得しました。
最終日への決意
明日は総仕上げとなる想定訓練が行われます。疲労がピークに達している中でも、小隊全員で声を掛け合い、厳しい想定をクリアすることでさらなる成長を目指します。最後まで諦めず、この研修をやり遂げた姿で日本に帰ることを誓います。
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