GRIMP JAPANの赤い風船🎈を繋ぐ新たな一歩
令和5年7月23日・24日の2日間、愛知県豊田市にてロープレスキュー共有会が開催されました。この共有会は、東海地区の有志消防職員で構成される自主勉強会「TOKAI USAR」が事務局となり、日本のロープレスキューのパイオニアである「JAPAN WEST 9PM」の林田章宏氏を講師に招いて行われました。
1日目:講演会での知見の共有
初日の講演会には、県内外から120人以上が参加しました。林田氏の講演では、ロープレスキューの基礎から最新の技術に至るまで、幅広い内容が紹介され、参加者たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
2日目:実践的なブラインド方式訓練
2日目には、豊田スタジアム(豊田市千石町)を会場に、愛知県内外のロープレスキューチームが集まりました。参加したチームには、愛知県の名古屋、犬山、尾張旭、尾三、西春日井広域、東海、小牧で構成される「TOP」、豊田市で構成される「TKC」、岡崎の混成チームのほか、埼玉県「SRAT」、福井県「RRTC」、神奈川県「GRIMP KANAGAWA」が名を連ねました。
各チームは、ブラインド方式の救助想定に対して技術を披露し合い、救助方法や手技についての認識を共有しました。初対面のメンバーで構成された混成チームでも十分な成果を上げることができたことは、近年進むロープレスキュー技術の標準化の成果を感じさせるものでした。
愛知県で広がるロープレスキューの輪
愛知県内では、近年ロープレスキューチームの結成が相次ぎ、大きな盛り上がりを見せています。この共有会を通じて、全国のチームとの交流がさらに深まり、技術の標準化にも寄与しました。今後もこうした活動を継続的に行い、より安全で確実な救助技術の習得を目指していきます。
みんなで繋いでいきましょう 🎈
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