現場の緊急度や重症度に応じた判断は、常に消防士に求められるものです。正解が一つではない状況の中で、安全・確実・迅速な基準となる活動を身につけることが重要です。現場を知る者だからこそ伝えられる知識と技術――それを共有する新たなステージ「ROPES」が幕を開けました🎈。
第1回 ROPES Level 1 に向けたプレコースを開催
9月に予定されている「ROPES Level 1」に先立ち、プレコースを開催しました。このプレコースでは、消防ロープレスキューの技術を共有するとともに、次回開催に向けた検証を行いました。日本全国から集まった70名を超える消防士が、ロープレスキューに真剣に向き合った2日間は、未来を感じる意義深い時間となりました。
GRIMP JAPAN の経験をさらに広げる新たな挑戦
日本のロープレスキューを世界レベルに押し上げた国際大会「GRIMP JAPAN」。この大会を通じて、日本の消防士たちは世界と繋がり、オープンマインドを持つ新たな世代が育まれました。その結果、全国の多くの公的ロープ救助教育にもロープレスキューが取り入れられ、新たな理解と認識が広がっています。
「ROPES」は、こうした経験をさらに多くの人と共有し、日本全体の消防技術の底上げを目指す新たな挑戦です。一人の100歩ではなく、100人の1歩を積み重ねる取り組みとして、「ROPES」は進化を続けていきます。
歴史を紡ぎ、進化するロープレスキュー技術
国内法を遵守し、より安全で確実かつ迅速なロープレスキューを実現するには、技術体系の大きな変化が必要です。しかし、この変化は過去を否定するものではなく、積み重ねた歴史の上に成り立つ進化です。
「ROPES」は、こうした変化の一助となることを目指しています。時代とともに複雑化する災害に対応し、日本のロープ救助技術がより高みを目指すための道を切り開きます。
次回のアナウンスは間もなく! 🎈
続報にご期待ください!
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