山域搜救技能交流 “MoRE”開催報告!

【山域搜救技能交流 “MoRE”】

救助技術の境界を越え、
「捜索から救急隊への引き継ぎ」までを完遂する4時間の想定活動。

三日間、夜営テントで過ごしながら数々の想定を完遂するその光景は、これまでの常識を覆すほど過酷なものでした。
心・技・体はもちろん、救助者自身の衣・食・住、そして持続可能性までもが試される時間。

しかし――
その極限状態の中でこそ、見えてきたものがあります。

それは、環境ごとに最適化された救助システムの在り方。

山岳という特殊環境で磨き上げられた技術。
そこでは、一般的なロープレスキューがそのまま通用するとは限らず、状況に即した独自の手技や手法が求められます。

互いに単純に置き換えられるものではない。
しかし、それぞれの強みを柔軟に融合させることで、要救助者にとっての「最善」は、より確かなものになる――そう実感しました。

優れた資機材と、絶え間ない研鑽を重ねる救助者。
その両輪が噛み合うとき、あらゆる現場に対応できるシームレスな“次世代の救助”が立ち上がる。

非常に意義深い経験でした。

私たちはこの経験を日本の仲間へ伝えます。
情報収集、状況評価、捜索、観察救護、救助、搬送——
それらは一本のタイムラインの中で完遂され、
そのすべては「繰り返される状況評価」の上に成り立っているということを。

“MoRE”
その名のとおり、さらなる進化を創造する場。

私たちGRIMP JAPANも、MoREと出逢い、共に進化していきたいと思います。

最後に——
この経験を支えてくださった台湾のレスキューファミリーの皆さまへ。

心からの感謝を込めて。

辛苦了!

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