日本のロープレスキューを世界レベルに押し上げた国際大会「GRIMP JAPAN」は、これまでに日本と世界を繋ぎ、多くのオープンマインドな消防士を育ててきました。今年度も、全国の公的ロープ救助教育にロープレスキューが取り入れられ、日本全体の技術がさらに広がっています。
こうした経験をさらに多くの人々と共有し、日本消防全体の技術を底上げするために、新たな挑戦として「ROPES」が始動します。
ROPESとは?
ROPESは、「Rope rescue of Passion, Evolution and Skills」の頭文字を取ったもので、「ロープレスキューへの情熱は新たな技能の進化を生み出す」というGRIMP JAPANの理念が込められています。このプロジェクトの目的は、応用技術の追求ではなく、基本的なロープレスキュー技術の習得を全国で標準化し、日本全体の技術レベルを向上させることです。
進化への挑戦
国内法を遵守し、より安全・確実・迅速な救助活動を実現するためには、これまでの技術体系を大きく変化させる必要があります。この変化は過去を否定するものではなく、歴史と経験を基にした進化です。時代とともに変化する災害に対応するための新たな技術基盤を構築し、日本のロープレスキュー技術を次のレベルへと導きます。
ROPESのビジョン
ROPESは、ロープを使用した救助技術のボトムアップを目指し、全国で統一的な基準を確立することで、日本全体の救助力を向上させる一助となります。こうした取り組みを通じて、日本のロープレスキュー技術がより安全、確実、迅速なものへと進化する未来を描いています。
今年度も、日本中に赤い風船🎈を飛ばし、さらなる挑戦を続けます。
ROPESのこれからにご期待ください!
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