11月15日・16日の2日間、和歌山県消防学校の専科教育 救助科(第20期)にて、ロープレスキュー科目をGRIMP JAPANが担当させていただきました。
教育への入念な準備
カリキュラム実施までの数ヶ月間、和歌山県内でロープレスキュー技術の向上に取り組む消防士たちが集まり、入念な打ち合わせと訓練を繰り返してきました。その熱意と準備の成果が今回の教育で発揮されました。
「共有する教育」の実践
今回の訓練は、「教育する側」と「教育を受ける側」が共に消防士であることを活かし、災害現場での経験に基づいた共有のスタイルで進められました。
「教える」のではなく「共に考え、前に進む」
災害現場を知る者同士だからこそ、伝えられることがあり、理解し合えることも多い。これをベースに、学生たちと共に「安全で確実・迅速な消防ロープレスキューとは何か」を考え、実践的な運用方法を模索する時間となりました。
広がる教育の新しい形
専門知識と技術を持つ者が講師となり、消防士同士で共有・伝達する。
この「当たり前でありながら簡単ではない教育のあり方」が、日本中で徐々に広がっています。
未来への願い
こうした活動がさらに広がり、GRIMP JAPANの赤い風船🎈に乗って日本各地に飛び、安全・確実で迅速な消防ロープレスキューが構築されることを願っています。
和歌山の地で行われたこの取り組みが、未来に向けた一歩となることでしょう。
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